外壁塗装の色選び

風景と外壁塗装

素敵な住宅だと思わせたければ外壁塗装した場合の風景も考慮です。

誰でも自分の好きな色は持っていますし、これこそが私のカラーと主張する色を ひとつは認識しているでしょう。 そんな色で外壁塗装をすればさぞかし気分もよくなるでしょうが、他人の視点から 素晴らしくみえるかは少し疑問があります。 色だけを見て考えてよいのなら外壁や住宅の色を決めるのに皆さん苦労はしません。 周囲との調和も考慮しないと場違いに感じられる、その場から浮いている奇抜な 住宅扱いをされることもあるので、ただ好きな色に塗装するのでは良い住宅に なってもらいたい、という願いを叶えるのと同じではありません。 派手空きだから原色で華やかな雰囲気にしたい、と発案する人も多いようですが、 家の外観としてはあまり好ましくない筆頭が原色です。 もし靴下がブルーやイエローでも靴やズボンに合わせているのならオシャレな 印象を与えてくれますが、静かな住宅街で白色(ホワイト)や灰色(グレー)の 建物に囲まれている土地に強烈なブルーの家が一軒建っていたら、悪い意味で 目立ってしまい「この前外壁をリフォームしたお宅のせいで町の風景が台無しに なってしまったね、静かに平和に暮らしていたかったけど落ち着かない雰囲気に なってしまい本当に残念だよ」と近所の住民に嫌な顔をされてしまうでしょう。 ブルーという色は悪くないのですが、鮮やかな色は緊張感を持っているのであまり にきつい青色だと周囲にピリピリした印象を与えてしまうのです。 自宅の部屋なら誰にも文句を言われませんが街並みを構成する住宅でそれをやって しまうと、ご近所さんにも迷惑をかけてしまうので外壁塗装で採用するカラーは 原色に近い色はなるべく避けましょう。 それよりも風景より1段階抑えた色調の塗装をする方が好ましいです。 少なくとも隣の家とそれに隣接している建物と屋根の色位は頭に入れて、周囲に 溶け込む落ち着いた住宅でいられそうかを考えましょう。 また緑に囲まれる自然豊かな場所なら植物と調和するグリーン系にしてみたくなる でしょうが、この場合も派手なグリーンではなく優しい印象を与えてくれる おとなしい緑色のほうが向いています。 若々しい葉っぱよりも目立つ色だと周囲を威圧するように感じられ、せっかく 草木で癒し空間を創造していてもそれをかき消してしまいます。 それよりも植木や庭木を活かせる色で外壁塗装したほうが、全体的に優しくて 暖かい空間創りでは成功するでしょう。 それに鮮やかな色で塗装してもすぐに色褪せてしまうので、1年後のことや2年後 のお庭の風景まで考えれば明るすぎるカラーは失敗しやすいのです。 また汚れが目立つ色も避けたほうがいいという人もいますが、これもいい意見 なのでぜひ参考にして下さい。 自動車と同じで白色・黒色は汚れが目立つので立地場所によっては避けたほうが 無難だと言われており、確かに黒色の住宅はあまり見かけません。 特に建売住宅では滅多にお目にかかれず、たまに注文住宅で黒色が存在する程度で 一軒も無い町もあるのではないでしょうか。 一方白色はたまにある気もしますが、実は純白ではなくよく見るとベージュ だったりと薄い色のことがほとんどで、「ホワイトの家にしたかったけど汚れ対策 で真っ白は絶対ダメって施工会社の人に言われてさ」と家主さんにインタビュー すれば答えてもらえそうです。 多分白色や黒色に外壁塗装しようとしたら業者の方が止めてくれるとは思います のでそのことを知らずに作業完了することは稀でしょうが、中にはお客さんの 希望を最優先することだけを考える業者もおり、真っ白の住宅にされてしまう ケースもあるでしょう。 なので白色が大好きだけど汚れの目立つ住宅には住みたくなければ、塗装前に どこまでの覚悟があるのか自問自答して下さい。 汚れを落とすなどまめにお手入れをすればキレイさを保てますがなかなか大変です。